5年後10年後 こどもたちが健やかに育つ会 にしあわくら

14 美作環境ネットワークのおじさんのアスパラ。

少し前になりますが、5/20(日)、前回の勉強会にグループで参加してくれた「美作環境ネットワーク」の方たちに呼んでいただいて、美作の小さな公民館で「最初の勉強会」をさせてもらいました。

この会は、岡山市で鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」を観た方が、是非地元でも上映会をしようと実行委員を立ち上げて、その集まりが今も続いているんだそうです。

メンバーは美作市の地元のおじちゃんやおばちゃんが中心。私が立ち上げた会では、外から来たIターンの方、若い方が多く参加してくれています。お互いに繋がりたかった層と繋がれましたね、というかんじで、とてもよい出会いでした。

今回の原発事故や放射能汚染、また原子力発電そのものへの不安、疑問、憤りなど。同年代から、この会のようなご年配の方まで、様々な人の思いを聞いて私が感じたのは、「電気が足りるかどうか」「経済がどうなるんだろうか」「今までの生活を変えられるかどうか」ということに関して、とても前向きで意欲的。もっと知りたい、勉強したい。「今までの生活を続けるためにはどんな方法があるか」ではなく、「原子力発電に頼らない社会を作るには、今までの生活をどう変えていこうか」ということがそもそもの出発点です。

みんな、これからどうやって自分たちが暮らしていこうかと、周りのひとと繋がり合って、話しを聞いたり、共有したりして少しずつ探しています。できないことを並べるのではなくて、できることを見つけています。そうして小さくても、できることを重ねていけば、できなかったことができる時がきたり、ひとりでできなかったことを一緒にできる人と出会えたり、できなかったことができる環境や社会になっていったりするんだと思います。私たちにはそうやっていくことしか、できないんだと思います。

さっき、美作環境ネットワークのおじさんが自分で作っているアスパラをくれました。私は遠くのスーパーまで行ってアスパラを買う必要がなくなりました。こんな小さなこと、馬鹿げていると言われるかも知れないけれど、結局はこういうことの積み重ね。普段の暮らしの中で選ぶもの。無意識に手に取ったもの、当たり前の暮らしが、その先でどうなっているか。今回の原発事故で、原発以外の「原発的なもの」に気付いた人がきっとたくさんいて、原発だけを否定すれば済むという世界ではないこともみんなが気付き始めています。原発をなくすということは、原始時代に戻るということではないでしょう。

7/14には、鎌仲ひとみ監督の新しい映画「内部被ばくを生き抜く」の上映会&講演会が美作市で開催されます。「5年後10年後 こどもたちが健やかに育つ会にしあわくら」も共催ということになりました。今回は岡山市、美作市、赤磐市のリレー上映です。鎌仲ひとみ監督も岡山に来てくれるそうです。詳しいことはまたこのサイトでお知らせします。ご予約やご質問など、お気軽にメールでお問い合わせください。

鈴木菜々子 2012/5/28

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